Windows Sandbox のパフォーマンス

Windows 10 バージョン 1903の Sandbox を使ってみました。

Windows Sandboxとは ウイルスに感染する可能性のある怪しいソフトやサイトも安全に試せる仮想マシン環境です。

仮想マシン環境であるため原理的に実マシン環境より実行速度が低下するため実際の性能を測定してみようというわけです。

Sandbox については 窓の杜 に分かりやすい説明があります。

実際に測定してみた環境は Windows 10 Pro 1903 64bit Memory 8GB Core i5-3470 SSD 240GB Providerは So-net nuro 2Gbps です。

Sandbox の 有効化、起動方法は上記窓の杜の記事を参照いただくとしてさっそくパフォーマンスを測定してみました。

Sandbox 環境でのインターネット速度

次に実マシン環境での測定をしてみました。

実マシン環境でのインターネット速度

ということで、インターネット速度はさすがに低下しますが、動画の再生にも十分な速度が得られることが分かりました。

Chrome のブックマークを新しいPCに移行する。

Windows 10 を購入したので前のPCのブックマークを移行して欲しいという依頼がありました。

PCが動作していれば Chrome のブックマークのエクスポート -> インポートで問題なくできますが旧PCは壊れてしまって起動しません。

したがってファイを直接コピーする方法をおこないました。

旧PCのハードディスクを新PCに接続し

C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Google\Chrome\User Data\Default 

を新PCの同じフォルダーにコピーします。

これでブックマークを含む設定情報がコピーされます。

ただし、パスワードはコピーされないので再入力が必要になります。 エクスポート機能が使える場合は移行できます。

SSD なのにいつのまにか 動作が遅くなった。

年数は古いのですが Core i7 memory 4GB SSD 250GB Windows 7 の一体型PCの動作が遅くなったという問い合わせがありました。

富士通 Esprimo で テレビも観られる機種です。

調べてみると C ドライブのプロパティーで 「このドライブを圧縮してディスク領域を空ける」にチェックが入っていました。

本人は意図していなくてもいつの間にかチェックが入ってしまうことがあるようです。


チェックを外し圧縮を行わない設定にして Windows 7 から Windows 10 へのアップグレードも行いました。

これにより本来の速度が戻って来て安定的に動作するようになりました。 テレビ機能も動作しました。

Word や Excel のファイルをPDFに変換する簡単な方法

メールの添付ファイルにするためにWord や Excel のファイルを PDFファイルに変換することが多くありませんか。

フリーのPDF変換仮想プリンターや Windows 10 の Microsoft Print to PDF に印刷することで作成できますが、もっと簡単に作る方法があります。

Word や Excel の作成が終わたら 「ファイル」->「エクスポート」->「PDF/XPSの作成」ボタン -> 「発行」 をクリックするだけです。

「ファイル」 ー> 「名前を付けて保存」 -> 「フォルダー選択」 -> 「ファイルの種類」 -> 「保存」 より はるかに簡単です。

しかも、保存されるフォルダーはデフォルトで元のファイルと同じになり意外と便利です。

ちょっとしたことですが、結果が同じなら楽にできるほうがいいですね。

買取りのオフィスなのにサブスクリプションの期限がきれました・・・と表示される。

これは 購入したパソコンに搭載されている「Microsoft Office」は、そのパソコンのみで永続的に使える Microsoft Office デスクトップアプリ(Word、Excel等)と、1年間の「Office 365」サービスがセットになった、「Office Premium」で
「Office 365」サービス の期限が切れたということのようです。

「Office 365」サービスの内容は、次の4つです。

  1. モバイル用Officeアプリを2台のタブレットおよび2台のスマートフォンにインストールして、全機能を使用可能。
  2. マイクロソフトのクラウドストレージ「One Drive」の容量1TB
  3. マイクロソフトのインターネット電話サービス「Skype」を用いた毎月60分間の通話
  4. Answer Desk によるサポート

というわけで サブスクリプション契約(有料:6,264円/1年間) をしてまでも必要な機能ではないので契約はしないことにしました。

もちろん 「Office Premium」 は問題なく使用でき更新もされます。

Word 2016 の リボンとクイックシルバーが見えなくなった。

Word 2016 のリボンとクイックシルバーが消えてしまって文書を作れないという問い合わせがありました。

Wordを起動し、「ファイル」 -> 「オプション」 -> 「リボンのユーザ設定」で 右下の「リセット」ボタンの下↓からすべてのユーザ設定をリセットで復旧できました。

リセットではなく表示だけを復活したい場合場はここに詳しい情報があります。

一時プロファイルでサインインしています・・・・?!

一時プロファイルでサインインしていますと表示されユーザのファイルがすべて見えなくなったパソコンが持ち込まれました。

Windows10で Windows Update の後にこのような症状になったそうです。

この現象はユーザープロファイルを読めなくなった場合にWindowsが一時的なプロファイルを作成しサインインするために起こります。

一時的なユーザーなので本来のユーザフォルダーでないフォルダーでサインインするため本来のフォルダーとファイルが見えなくなってしまうわけです。

修復方法は2つあります。

  1. システムの復元を実行する
  2. レジストリを操作する

1.を試そうとしましたがこのパソコンは復元ポイントが作成されていませんでした。

そこで2.のレジストリの操作で通常のサインインができるようにしました。

同じユーザ名にしたのに従来のフォルダーと違うフォルダーでサインインされているのでファイルは見えないままです。

ユーザーフォルダーの下のフォルダーを探しこれまでのファイルを移動しました。

また Outlook のプロファイルも変わってしまってメールにログインできないため再設定をしました。

システムの復元ができる場合は利用した方が簡単です。

万一の再発に備えて復元ポイントは自動作成されるように設定を変更しました。

復元ポイント 有効化のすすめ

いつの間にかウイルスに感染していたというパソコンが増えています。

悪質でないいわゆるマルウエアというソフトは通常のアプリのアンインストールと同じ方法で削除できますが、エラーが出て削除できない場合があります。

この場合に役に立つのは「システムの復元」機能です。

システムの復元をすると 復元ポイントの作成後にインストールされたアプリ、ドライバー、更新プログラムは削除されます。

したがってウイルスも同時に削除されるわけです。

復元ポイントを作成するとハードディスクやSSDの容量を消費しますので空きが少ない場合は上限サイズを少なく設定した方が良いでしょう。

詳しい設定と復元の方法はこちらへ

インターネット 料金払い忘れ!

インターネットにある日突然つながらなくなったとお客様から電話がありました。

急いているとのことで他の予定をやりくりして出動です。

さて到着して 「ネットワークとインターネット」の設定 を確認、「ネットワークのトラブルシューティング」など一通りの診断をしても異常が見つかりません。

Rooter のランプにも異常はありません。

現象としては Google や Yahoo の検索ページまではたどり着くがその先をクリックしてもつながらない。 メールもできないという状態です。

持参したPC を接続してみたところ症状はまったく同じです。

ネットワークのダウンかと疑いましたがその時お客様の一言 --- あっ 料金払っていないかも?!・・・・・・

NTT の 料金センターに電話して改めて確認。

コンビニ支払いしている人は気を付けましょう。 2か月滞納で3か月目に止められるようです。

詳しくは こちらに・・・・

Windows 7 の PC ‐ 買い替えるべきか?Windows 10 にアップグレードするべきか?

ご存知のようにWindows 7の パソコンが 来年 2020年1月でサポート終了になります。

さて、では新しいPCに買い替えるか、今のPCをWindows10に
アップグレードするか・・・判断の参考になる考え方を紹介します。

ちなみにメーカーに問い合わせるとWindows 8以降のパソコンでないとサポートされていませんという回答になります。

メーカーとしては新しいPCが売れた方が利益になるしアップグレードで面倒なトラブルを起こしたくないということでしょう。

  1. 購入時 Windows 7以上 Vistaは不可、Windows 8 8.1 は問題ありません。

  2. メモリーは 4GB以上必要で2GBでは遅くて使い物になりません。
    ただし、2 GB追加で4 GBにすれば問題ありません。
    Windows 10 は32bit版ではなく 64bit版にします。32bit版は3.2GBまでしかメモリを利用できません。

  3. CPUは Celeron 以上 Core2Duoは不可。
    ちなみにCPU性能は高い順に Core i7. Core i5, Core i3. Celeron, Core2Duo です。
    CPU型名の最初の文字は世代を表していて数字が大きいほど新しく性能が向上しています。

  4. Windows 10 で動作しないアプリケーションやデバイスドライバーがあります。 アプリを引き継ぐ設定でアップグレードした場合に問題になります。 初期化してデータのみを引き継ぐ場合は問題ありません。
    動作しないアプリの例: 一体型PCのTVチューナー、録画アプリ 動作しないドライバーの例: SDメモリーカードドライバ、指紋認証機能など

  5. その他の注意点:
    Office 2010 サポート終了は 2020年10月13日
    この機会にハードディスクをSSDに交換することをお勧めします。
    理由; ハードディスクの寿命は一般に 5,6 年と言われている。 SSDはピーク時から50%程度値下がりしている。信頼性も向上し壊れにくい。 CPU性能が低いPCでもPC、アプリの起動か高速になり十分使える。

八王子でパソコンの故障・修理・設定で困ったらお気軽にご相談ください。