富士通 ESPRIMO FH77/JD はテレビも視聴/録画できる一体型PCです。
購入時は Windows 8 であったものを無料キャンペーンで Windows 10 にアップグレードして使っていました。
今回はハードディスが完全に壊れてしまい、リカバリーイメージも取り出せないためHDD交換後、Windows10 をクリーンインストールしてみました。
リカバリーメディアが富士通より販売されていますが送料も含めると1万円を超えてしまうほど高額なので購入をあきらめました。
Windows 10 はおなじみの Microsoft のサイトから無料でダウンロードしてUSBに書き込みインストールしました。
Windows Updateを2,3回繰り返すと最新版に更新されチップセットなどのデバイスドライバーのエラーも消えましたが マルチメディアコントローラのデバイスドライバーのエラーのみが残って消えません。
このマルチメディアコントローラというのはPCに内蔵されているテレビのチューナーカードのドライバーです。
富士通のサイトにはこのドライバーはアップされていません。
テレビの視聴録画ソフト自体は富士通のサイトから DigitalTVBox をダウンロードしました。 Windows 8.1 用しかアップされていませんがWindows10 でも動作するものです。
しかしながらマルチメディアコントローラのドライバーのエラーは消えないためDigitalTVBoxが動作できません。
調べてみるとこのTVチューナーカードは ピクセラ (Pixela) というメーカーのものでこの会社のサイトにソフトウエア(StationTV® S)がアップされています。
また 同サイトに「モバイル テレビチューナー PIX-DT300 Windows用アプリStationTV® S 動作確認ツール」 がダウンロードでき事前にハードとの適合性を確認できます。
このソフトにはマルチメディアコントローラのドライバーも含まれていてファイルを解凍後にドライバーの更新でドライバー部分を読み込ませると見事エラーが消えました。 StationTV® S 自身はインストールしていません。
これで DigitalTVBox も問題なく動作するようになりました。